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浅間台氷川神社の夏祭り

 浅間台氷川神社の夏祭りは古くは7月14日と決められていましたが、近年は7月吉日として第一日曜日に行っています。

 祭りの当日は、囃子保存会の皆様による朝一番の触れ太鼓とお囃子(はやし)の町内巡回に始まり、その後神社で祇園祭(ぎおんさい)が執(と)り行われ、お祓(はら)いを受けた御幣(ごへい)が御輿(みこし)に祀(まつ)られます。御幣は、疫病(えきびょう)・悪霊(あくりょう)を鎮(しず)め、災害が無いよう願うお札です。続いて子ども御輿、お獅子山車(ししだし)が町内を巡行(じゅんこう)し、子ども御輿の宮入(みやいり)を待って、大人御輿の宮出し(みやだし)となります。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 浅間台の大人御輿は重さ約650kgで町内の担ぎ手 の他に、方々からの応援の担(かつ)ぎ手も見えて100人前後の威勢の良い、御輿巡行が行われます。
 

 御輿巡行を見とどけ、お祭りの最後は天王講(てんのうこう)と称して、直会(なおらい)で閉会とします。

 

●祇園祭…氷川神社には素戔鳴尊(すさのうのみこと)が祀られていて、京都八坂神社の牛頭天王(ごずてんのう)と同一視されることから、八坂神社の祇園御陵会(ぎおんごりょうえ)が起源の様です。祇園祭でお祓いを受けた御幣は御輿に祀られますが、町内の方々の疫病退散(えきびょうたいさん)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願ってお祓いを受けた御札もお分けしています。
 

●天王講…祇園祭は牛頭天王から天王様、天王祭とも言われ、それの直会として天王講と呼ばれているようです。
 

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